まさEnglishのブログ

英検やTOEIC、英語全般などについて思うことを・・・

自己紹介

こんにちは、まさです。プロフィールにもありますが、私は幼児~小学生まで両親の仕事の都合でアメリカで暮らしていました。

平日は現地校、土曜日は日本人学校で家の中は日本(両親ともに生粋の日本人)だったものの、英語圏での生活です。ただ、喋るのが得意な子ではなかったので5年ほどいたにもかかわらず、あまり英語は喋れるようになりませんでした。文法なども日本の教育方式とは違って(現地では国語(Spelling))いるので、帰国後の中学英語でははじめこそ成績良かったものの、すぐについていけなくなってしまい成績は低迷・・・。ですが大学受験前に予備校でシステマチックな授業を聞いて理解することで持ち直し、一転得意科目になりました。

社会人になる前に受けたTOEICは870点、仕事をしながら勉強して2022年に990点マーク、その前年には英検1級も取得。

 

帰国子女だけど英語が苦手だった、でも勉強したら得意になった自分にこそ語れる勉強法やTOEICなどへの所感について発信したいと思いこのブログを立ち上げました。

Amazon prime のすすめ

海外のドラマや映画を字幕なしで見れたらかっこいいなあ~と憧れます。

 

その領域にたどり着くまでの修行としておすすめなのが、Amazon prime

色んな洋画やドラマが日本語字幕付きで見れますが、すごいのは、Google Chromeを使って拡張機能をインストールすると、日本語・英語字幕併用で見れること。

リアルタイムで英語を読みながら、自分のリスニングがあっているかチェックできるというわけ。

今までに、Big bang theory(すでに配信が終了してしまって悲しい!)、Super size me、The bucket listなどを見ました。

もちろんネットフリックスなどほかのサブスクサービスでも可能だが、なんせアマプラ様へ月会費500円とべらぼうに安いし、お急ぎ便、日時指定便なども使えるのでコストパフォーマンス抜群です。

 

継続して量をこなせばいつかは字幕なしで分かるようになる、かも。

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なんで英語やるの?

ずっと気になっていた中津 燎子著の「なんで英語やるの?」という本を読みました。

結構古い本で、初版の発売は1978年と40年以上前!でも今にも通じる内容がいっぱい書いてあります。

 

なんで英語やるの?の概要

世界に通用しないニッポン式英語発音の奇妙さに驚き、幼児の語学教育にとりくんだ著者の情熱あふれる体験記録。英語教育界に波紋を投げかけた話題の大宅賞受賞作

(Amazonから引用)

著者は3歳から父親の都合でロシア(当時はソ連)で生活し、日本語+ロシア語の生活を9年間したのち帰国、国連軍(占領軍)の特別電話台で交換手(海外からかかってきた電話を英語で取り次ぐようなものと思われる)として働き、当時女性が働くのは極めて珍しいことだったのにもかかわらず自身の英語を磨いていった。アメリカにも留学し、結婚後岩手に引っ越し、英語の発音塾を開き小学生から大学生まで幅広い生徒を指導した。その経験に基づいた体験記や日本の英語教育の問題点を述べている。本書は後にノンフィクション大賞を受賞している。

 

なんで英語やるの?の感想

描かれているのは4,50年前の日本。当時は発音の教育が学校でほとんどなされなかったようで、高校で英語が一番得意な生徒であっても、その生徒のスピーチを指導しようと中津氏が聞いたらさっぱりわからかったとのこと。

アスク、と聞こえたのがaskと思ってよくよく聞いてみたら、なんとour schoolだったとの体験記がつづられている。指導しているネイティブ講師にしても、アメリカ式発音と日本人の発音が違いすぎてさじを投げていいた状態だったそう(「所詮僕らネイティブ講師は人間テープレコーダーさ」)。

中津氏の英語塾での指導の中で感じた苦悩、苦闘、また当時の学生のジェネレーションギャップや通訳者、教師の適性などが書かれていて、とても面白かった。英語学習者、英語指導者はマストの本だ。

この本の時代から数十年経って、大分教育内容が変わってまともにはなっているものと思う(というかそう信じたい!)が、いやいや、いまだに変わらない部分もあるのではないかな、というところもあった。

とにかく発音が大事、本の中では言葉は使われていなかったが、現代でのフォニックスの重要性が強調されている。

 

なんで私は英語やるの?

そこで、そもそも自分は何で英語やるんだろう、と考えてみた。

もともと帰国子女で純日本人と比べエッジがあった、一度は脱落しかけたものの持ち直して得意科目になった、仕事で使う必要もあり高めていきたいと思ったから、というのが一つの答え。だが、自分の深いところにもう一つ理由がある。

アメリカに住んでいた幼少時代、英語が喋れなかった私は隣に住んでいる少し年上の子供に良くいじめられていた。自転車を取られたり、嫌がらせをされたり。そんな時、何も言い返せなかった私は、虚空を見つめながら、ああ、あの空間にドラえもんのび太がタイムマシンか何かでやってきて自分を助けてくれないものか、と思ったものだ。

大人になって、私はあのいじめられていた子を助けたいのだと思う。英語が喋れないことで不自由や嫌な思いをたくさんした、あの頃の自分自身に。それがもう一つの理由だ。

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【洋書読了】ザリガニの鳴くところ

リーディング力向上のために洋書を読むことを習慣にしています。

ディーリア・オーエンズ氏の小説、ザリガニの鳴くところを読み終わりましたのでその感想と、洋書を読むこと自体についての記事です。

 

この本は2021年本屋大賞 翻訳小説部門で第1位だったため惹かれて2021年4月に洋書版をKindleへダウンロード、他の図書館で借りてきた本を読みつつ、読む本がない時にちょこちょこと読み進め、1年以上たってようやく読了。

購入時は200円もしなかったのに、人気が後から出たのか今はずいぶん値上がりしている様子(円安も関係?)。

さて、この本だが、内容としては↓のような感じ。

家族に置いていかれ、6歳にして貧しい人々が暮らす山奥の湿地の家で一人で生きていく少女カイアの物語。 物語の始まりは湿地にある櫓の下で、村の人気者の男が死体で発見されるとことから始まるミステリーとなっている。

 

しかしながらミステリーと言っても単純なミステリーではなく、なんともジャンル分けが難しい本で、著者がジョージア州出身の動物学者であることもあり、湿地の動物の生態の描写が細かにされていたりする。

湿地の動植物の固有名詞(ヤシ、コケ、鷺などなど)がバンバン出てくるのでその度に辞書で調べたりする必要があり、その点は読み進めるのが難しかったものの、全体の構成として5~10ページほどのパートが全部で55程の構成となっており、一つ一つは小粒なので、テンポよく進むことができた(1年以上かかったが)。

こういった洋書を読むと、セリフ部分は割と簡単だが、セリフ以外の描写は難しく感じる。辞書を使ったとしても調子がいい時は90~100%ほどの理解で行けるが、そうでないときは50~60%の理解となってしまい、内容がよくわからないまま進むこともある。

これは洋書を読む人の宿命なのだと思う。

初めから日本語の本と同じくらいに読み解けるぐらいのリーディング力があればいいが、そんな人はなかなかいないだろう。

皆、色んな本に何度もトライして、分からないながらも時には和訳を確認しながら読んでいくことで、ゆっくり読解力があがってくるのだろう。抽象的で文学的な表現が出てくると結構難しいが、これが理解できるとお、上達したな、と感じられる。

この記事が洋書選びの参考になれば幸いです。

Where the Crawdads Sing

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TOEIC離れじわり

グローバル企業を中心に脱TOEICが進んでいるそうです。

www.businessinsider.jp

 

SaaSやメルカリで、従来のListening&Reading評価だけから4技能評価へスイッチしているとのこと。うーん、ついにそういう時代になったかあ。やはり、L&Rだけの評価では限界がある。

TOEIC L&Rが高い人が英語喋れないとは言い切れないし、きちんと素地はあるものと思うけど、どうせ資格をとるなら4技能の証明ができるものにシフトしていくのは健全な形だなあと思う。

masa-english.hateblo.jp

仕事で英語を使用する場合、実務レベルで一番大事なのはライティングと思う。要所要所で会議や電話会議などすることはあるものの、仕事の80%はEメールや資料などWrittenベースで進むからだ。

今後はTOEICから各企業自前の試験(メルカリは自前で開発だそう)だったり、英検やTOEIC S&Wを含んだ評価に代わっていくのかも。BULATSなどのスピーキング試験もあるし。国内企業がIELTSやTOEFLを指標として導入することはないんじゃないかな、日本人には難しすぎるので。結局のところTOEIC L&Rが日本人に人気なのは英米留学のための試験に比べ問題が簡単だからだ。なお、自分自身の肌実感としてはまだまだTOEIC L&Rが優勢だ。

スクールやカフェ、ウェブでの英会話がこれからどんどん流行っていくのかも。

 

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【英検1級2次対策】バリューイングリッシュについて

英検1級1次試験合格し、二次試験を受けたものの、敢え無く不合格・・・となってしまった際、試してみたのがバリューイングリッシュというWeb英会話サービス。

このサービスで場慣れすることでその次の2次試験で見事合格することができた。

バリューイングリッシュって?

真の国際人の育成に貢献する試験対策専門オンライン英会話学校、とホームページにあります。講師はフィリピン人。

www.valueenglish.com

2次スピーキング対策でいいものがないかYoutubeやらネットやらで調べたところバリューを押す人が多かったので、こちらを利用した。とても良いサービスだった。

バリューイングリッシュのいいところ

  • 試験対策専門なので、講師が試験のことをよくわかっている。2次試験の問題でどんなものが出るのか、出たのか、また心構え、どんな勉強をすればよいのかレクチャーしてもらえる。
  • マンツーマンのため、発話量が確保できる(場慣れできる)。何度も模擬試験をしてもらえ、スピーキング力が底上げされる。
  • なんといっても、安価!25分×5回のレッスンで、ピーク時(英検1次~2次試験が開催されるまでの間)7980円、オフピーク時5980円(2022年6月現在)!
  • レッスンの時間帯が幅広くとれる。例えば会社帰り、ご飯を食べてお風呂に入った後、9時ごろから受講することも可能。
  • 仮にWifiの調子が悪くレッスンができなかった時も、追加料金なしで振替可能。

 

英検1級二次対策は他にも実地で通えるスクールもあり、そちらの無料体験レッスンも行ったりしたが、そちらは通うとなるとネイティブ講師、2か月くらいの期間で10万以上した。二次試験十回分の金額・・・。英語学習に時間はかけてもお金はかけないが信条なので、バリューにしたが、正解だった。

フィリピン人講師なのでやや訛りはあるものの、1次試験合格者であれば気にならないレベル。

「本を読むのはいいが情報はすぐ古くなるので雑誌や新聞から情報をストックした方がいい」など有益なアドバイスをもらえたし、模擬試験や宿題によって試験形式に慣れることができた(はじめは汗をだらだら書きながらのレッスンだった!)。

なんといっても安価なので、一度試す価値はあるものと思う。

ちなみに、1回目の二次試験試験では素点4,5,6,7と散々(合格点は6,7,7,6ぐらい)だったのが、10回のバリューイングリッシュ授業を受けた後に2回目の二次試験に臨んだら8,9,9,8で合格と別人のように。明日が英検1級試験日のようなので、二次に自信がない人はご検討を。

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英語ニュースサイトで聞き取り練習

ニュースサイトや動画でリスニングの練習をすることについての話です。

 

英会話の先生に進められて、nprというアメリカのインターネットラジオニュースサイトをたまに聞いている。

このnpr内にかなり多くのチャンネルがあるようだが、聞いているのはmorning editionというコーナーで、毎日アメリカを中心に世界で起きたニュースについてリポーターからの報告をもとに司会者が質問、コメントしていくという構成。

www.npr.org

なるべく聞くようにしているのはNews briefというMorning Editionページ内に1日1度トップに掲載される記事で、3つのトピックについて10分ぐらいの長さで解説される。

ニュースサイトなので、特徴としては

  • TOEIC、英検よりはスピードが速い、語彙も難しいものが使用される
  • 速いながらも綺麗でオフィシャルな表現が使われていて、砕けすぎていない
  • 記事がアップされてから24時間以内ぐらいでスクリプトがアップされるので目でも確認可能

といったところで、平行して何かしらの英字新聞を読んで海外時事ネタを把握していれば、同じトピックが触れられることがあり、別の角度で触れられるので二重に美味しい。

スクリプトが見れるのもポイントで、分からないところは後で目で見て確認できるので重宝する。

海外ドラマや映画で聞き取り練習しようとすると、砕けた表現が結構多いので難しい。聞き取り最難関の生の英語の壁を超えないといけないのでその一歩前の訓練としてはうってつけと思う。

一般的な聞き取りの難易度としては、

      TOEIC<英検1級<海外ニュース<海外ドラマ・映画

といった感じ。少しずつでも壁を越えてレベルアップしていければいいが、なかなかむずかしく、継続して聞く量を確保するぐらいしかできないのかも。

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Kindleのすすめ

数年前から時間のある時にKindle Paperwhileで洋書を読んでいるが、素晴らしいツールでもう手放せない。

ページをめくる際若干時間がかかるものの気にならないし、

  • 場所を取らない
  • 電池は長持ちでフル充電で1か月は使える
  • 大事なところ、メモをとりたいところにハイライトを付けて、後でリストで見られる
  • わからない単語を指押しするとすぐに意味が調べられる

のがいいところ。特に、辞書としての使用法だ。紙の本を読みつつ、分からない単語があったらスマホの辞書で調べるとなるといちいちスペルを打ち込まないといけない。その手間を一気に解決してくれる。辞書の立ち上げに若干時間がかかるが、それも使っているうちに気にならなくなるレベル。

これまでに数冊読んだが、やはりエッセイより小説の方が難しい。出てくる単語・表現のレベルが違う。辞書を引いても意味が完全にわからないことも往々にしてあるが、それでも意味がパッと出てくるのは学習面で大きなエッジだ。

Paperwhiteだと防水加工なので、お風呂でも読めるようだ。最上位機種のOasisだとページのめくりにかかる時間が若干短縮されるらしい(が、高い)。

ちなみに広告付きの安い方を使っているが、広告がそんなに気になるということもない。

但し、ブラウザ機能として使えなくはないもののタブレットスマホほどの即応答性はないので、あくまで本を読むためのツールだ。

一点不満な点があるとすれば、辞書で、長押しで見慣れない副詞を調べると「それはこの形容詞の副詞形だよ」としか表示されず、意味を確認するためには改めて辞書を立ち上げて別ページに飛ばないと意味を確認できないことが結構ある。何とか改善できないだろうか?

ただ、洋書読みこなしに有力なツールであることは間違いない。

洋書は数をこなしてなんぼのところがあるようなので、これからも活用していきたい。

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