まさEnglishのブログ

英検やTOEIC、英語全般などについて思うことを・・・

TOEIC985→990 方法論

TOEIC985点を取得してから990点を取得するまで10年かかった。この間勉強しなかった時期の方が多く、実質的には英検1級に1年、TOEICの勉強に1年弱の時間をかけた。

700点、800点から900点オーバーを取得する方法は良くネット上に書いてあるが、985→990までの方法論はあまり見かけないので、記録しておこうと思う。

 

まず、新しい参考書や問題集をパブロフの犬のように買い続ける必要はない。

今までに買ったものを回して勉強するべき。

おそらくこのレベルになると相当数の問題集を持っているはず。そしてリスニングは何度も満点を取っている人が多いのでは。持っている問題集の中で、公式問題集や精選模試など、本番に近いもので一度解いたものについて、迷った問題、間違えた問題にチェックを付けておく。ちょっと時間をおいて、それらの問題を解きなおし、迷わないレベルにもっていくのが大事。

一つの問題集を全問迷わないレベルにする、知らない語彙を無くす。これは言うのは簡単で、実はなかなか難しい。初回で解いたときになるほどーと思っても、1か月たつと忘れてしまうものだ。

人によっては毎日1模試とか、全問解くべきとか言う人がいるが、可処分時間の多い学生ならともかく、社会人、家庭を持ったそこそこの年代の大人は厳しいだろう。勉強時間を多くとることが目的ではないし、ほかにやらないといけないことなんて山ほどあるはずなのだから、質を濃密にするべき。

 

あと重要なのは、リーディングパートは本文・設問全てを読む。

TOEICは時間との戦いになるので、地道にリーディング力をつける必要がある。雑誌や小説、ニュース、新聞など、とにかく英文を読むことを習慣にして、直読直解、頭から理解するようにする。目を早く動かすとかそういうことはいいので、丁寧に読むことを心掛ければ、自然に読むスピードは上がるはず。

制限時間10分ぐらい余らすことができれば理想。この10分の間に、迷った問題の見直し、マークミスがないかを確認する。

 

そして、正解の根拠を拾いながら読んでいく。

リーディングパートは大抵1問落とすと490点になってしまう。丁寧に読みつつ、失点しないよう、ここにこう書いてあるからこれが絶対正解だな、と思いながら解いていく。正確さを重視して安全運転で。

 

最後、数を打てば当たると信じる。

安定的に980~985をマークできる実力があれば、何度も受ければそのうちに満点に達するはず。

 

こんなところかな。最後の最後だけど、985→990点になって何が変わったかというと、TOEICという試験に対する感度が上がったのみで、英語の実力的には何も変わっていない。言ってしまえば、あんなに時間をかけて無駄だったなあと思うこともある。

800点後半か900点ぐらいの点をマークしたら卒業してほかの道に進むのが正しいTOEICとの付き合い方と思う。

ただそれでも、点数が出る以上は、すでに高いスコアをとってしまった以上はもう少し、もう少し、と高みを目指したくなる気持ちもわかる(し、自分もそうだった)ので、そういう方にこの記事が参考になればよいなと思います。

TOEIC何点?と聞かれて、「満点」と答えられるのはいい気分なので。

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